これからの教育現場
こんばんは。
8月の初頭に「先端教育」という雑誌を購入した。
今月は大変興味深いことに
GIGAスクール構想(※1)やプログラミング教育、STEAM教育(※2)
について書かれていた。
今回は「これからの教育現場」について
- この雑誌から得られた知識
- 自身の教育現場に携わった経験
上記の2つから考えたことについてまとめようと思う。
これからの教育現場の課題として人材不足が挙げられる。
コロナ禍で教育現場は大きな転換点となっている。
分かり易い例でいえば、今回の緊急事態宣言で学校も一斉休校を余儀なくされICTを活用した教育が求められるようになった。
GIGAスクール構想も急遽それに伴い前倒しされ、学習のあり方は今後変わっていくのではないかと思う。
そして、小学校・中学校・高校において教職員は10万人、ICT支援員・学習指導員等は13万人増やしていく必要があるといわれている。
確かに、パソコンやタブレットをもちいた授業で小学校の補助にボランティアで参加させていただいた経験から、パソコンやタブレットを用いた授業はとても担任の先生一人だけでは授業は行えない。
現状1クラスに大人3,4人の補助が必要という状況だ。
以下の理由が大きいのではないか。
このように今後、タブレットやパソコンを本格的に授業や学習に用いようとするときにあたる人材不足の壁は地域によっても差が大きく教育格差が生まれてしまうのではないか。
学校の先生方もこうしたICTを活用した教育に精を出さなければならないが、
コロナ休校分の学習の遅れを取り戻すためのカリキュラムの見直しや、生徒・児童の相談を受けたり、部活動顧問・保護者からの不満の対応など…課題は多くある。
だからこそ、GIGAスクール構想に向けても教職員だけではとても解決できない部分を一緒に考えていかなければならない。
教育に携わる人材をもっと増やして教育を根底から支えていく必要があるのではないかと思う。
数年後、対面の授業のみならず、オンラインとオフラインを融合させたハイブリット授業により子供達の教育が豊かになることを願っている。
※1GIGAスクール構想
児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想
引用元【徹底解説】今さら聞けないGIGAスクール構想とは?基本から実施スケジュール、文部科学省の支援まで解説 (2020年4月最新版)
ちなみにGIGAとは
Global and Innovation Gateway for Allの略。
※2STEAM教育
Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 さらにArts(リベラルアーツまたは芸術)を統合する教育手法
引用元 Wikipedia